スタンリーゲス(StanleyGuess)のオールウッドシガレットケース(タバコ入れ)をご紹介します。


雑誌や店頭でも見かける機会の少ない事が非常に残念なスタンリーゲスのオールウッドのアイテム

その中でも圧倒的な存在感を放つのがこのオールウッドシガレットケースです。

本体と上蓋の木目は完璧にマッチングされており、まるで漫画のように隙間なく切り分けたかのような完璧なディテールは、まさに最上のアートワークと呼ぶに相応しい一品だと思います。

シルバーパーツは主張し過ぎることなくウッドパーツと絶妙な統一感を演出しており、そのCoolに仕上げられたデザイン性はスタンリーゲスならではと言わざるを得ません。

もちろんの事、機能性でも妥協は見受けられません。





ウッドシガレットケース-2 ウッドシガレットケース-2



スタンリーゲス本人も私物で愛用しているこのシガレットケースですが、元々はボックスタイプのタバコの収納には対応していなかったのですが今回お客様の要望という事で交渉しました所、初めはきっぱり「No!」と一蹴されてしまったのですが、ダメな場合はレギュラーでもいいけど一度考えてみておいてねとオーダーを通しておいた所、数ヶ月後にボックスサイズで作ってみるからとの連絡


スタンリーともそう頻繁に会える訳では無いのですが彼は意外(?)と物覚えが非常に良く、ふと交わした会話の内容であったり、それとなくお願いしておいた内容を覚えておいてくれて、ふとサプライズを届けてくれる事があります。


そういうお茶目なスタンリーに非常に魅力を感じ、リスペクトを覚えるのです。


お客様にもそんな連絡がスタンリーから会った事を伝え、どんな風に仕上がってくるのかと楽しみにして待つ事・・・数週間。

やっと仕上がってきたシガレットケースを見た時はその出来に見とれてしまいました。


なんとも丁寧に仕上げられたその作りはまさに、It’s Perfect!

いつも思うのですが、スタンリーってアメリカ人なのに日本人好み繊細さを持ち合わせえる感じがしますね。

もちろん、いい意味での大味さも無くは無いんですが(^^;


このシガレットケースなんかも、蓋をスーっと閉じると本体と上蓋が吸い付くようにピタッと音無く合わさるのを見ると、日本の伝統工芸品の職人技に見とれてしまうような感覚を覚えますね。

蓋を閉まる感覚は「カパッ!」ではなく、「バフッ!」って感じです。


サイズも今回特別にボックスケース仕様と言う事で、どうなのかな~ちゃんとピッタリなの~っと期待と若干の不安入り混じりつつも、LAのスタッフから伝言でスタンリーが、


「ボックス用にぴったりに仕上げたから、お客さんにフィルムは取ってケースに入れるように伝えておいてくれよ。フィルム付いてると入らねぇからな!」


・・・ん!?フィルムって数ミクロンだよね、フィルム付いてると入らないぐらいってどんなだ!って思ってたんですが・・・、


申し訳御座いません、私スタンリーの職人芸をなめてました!


届いてびっくり、タバコをセットした状態で送ってきてくれたんですが、タバコを試しに取り出してみると、

「スー・・・・・・カポンッ!」キラキラ

ん!?なんだこの感触はと、タバコをケースに戻してみると、

「すー・・・・・・(ぷしゅーー)キラキラ

吸い込まれるようにケースに収まっていくタバコ!

これは凄いまさにピッタリサイズ!フィルムを付けたままだと本当に入らないですね。

空気入れでタイヤに空気を入れていてもうそろそろ空気がいっぱいかなっと言う時の感触ですね。


さすがはシルバーアクセサリー界の巨匠「スタンリーゲス」と言わんばかりですね。


ウッドシガレットケース-1


※多少、オーバーな表現も含まれておりますのでご了承くださいませ。(笑